【狭心症】7か月繰り返した心臓発作。
思わぬ原因発覚で、ピタリと改善。

狭心症による心臓発作で、3度に渡る救急車を経験した松田さん。ある研究との出合いがきっかけで、現在は発作知らずな生活を送ることができているという。

病院に行くも発作は治まらず。
必死で情報を探す日々

ー”毎月の発作を、突然の発作をどうにかしたい。”

「病院の先生からは狭心症がひどくなると、心筋梗塞になる危険があると。一番詰まったらあかんのは冠動脈らしくて、もうそこ詰まったら終わりみたいなことで、一番怖い。」

神経質だから、不安でしかたなかったという松田さん。なにか原因はないかと2つの病院に行ったのだそう。

結果はまたしても、”狭心症”という「症状名」。。

「やっぱりかーって。『症状名』言われて薬を貰う。結局なにが起きているのかという『原因』が分からなくて、どうにもできない不安が消えることがなかった

だから自分でどうにかするしかない!とインターネットで「おんなじ悩みの人おらんのかな」とか、「どうやったら治るのかな」、「この症状にはなんの食事がいいのか」妻も一緒になって、ひたすら調べましたね。」

「そうしているなかで、ようやく辿り着いたのが、山口大学の小林教授の研究でした。もうドンピシャだったんです。

血管の異常収縮っていう血管が痙攣する症状。私が診断された狭心症もまさに、血管が痙攣して起こるって聞いてたからびっくりですよ。」

そう話すのは、山口大学 小林教授の研究内容であった。動悸や不整脈、胸の痛みなど心臓に関わる不調は、「血管の異常収縮」という現象が関わっていることを発表している。

「確信はなかったけど、これだ!って気持ちになりましたね。」

「最初は半信半疑でしたけど、その研究を理解してからは、生活の見直しに加えて、小林教授がおすすめするEPAを取り入れるようにしたんですよね。藁にもすがる思いでしたよ。

そうして2ヶ月が経過。気づいたらあれ?って。1ヶ月に1回は起きていた発作が1回も起きてなかったんです。そのまま起こりませんようにと願って2年が経ちますが、いまだに1回も発作は起きてませんね。」

苦しんでる人に、
どうか伝えたい。

発作が起こらなくなったことで、普段の何気ない行動も不安なし!と安心した様子の松田さん。

「以前までも、心臓のせいで好きなことできへんの嫌やなって、飲み会とかは断らずに参加してたんです。でも内心は不安でいっぱい。だから発作が起きたら助けてねと、みんなにはいつも伝えてましたね。

でも、今では飲み会も余裕。大好きなハイボール、今までよりも美味しく飲めるのが嬉しいですね。」

ここまで乗り越えてこられたのには、家族や同僚の存在も大きかったという。

「救急車呼んでもらったり、病院ついてきてもらったりと、みんなにはかなり迷惑かけましたね。今は息子たちと一緒に運動したり、温泉にいくのも楽しくて。仕事もこうして安心して生活できるのも小林教授のおかげだなと思います。

「もう、120歳以上まで生きたいな(笑)」と将来の目標を熱く語る松田さん。

「絶対私と同じように苦しんでる人いっぱいおると思うんで、どうにか伝えたい。諦めずに自分にあう情報を探して、いいと思ったものは、半信半疑でもチャレンジしてみてほしい。私の体験がすこしでも悩んでいる方に届いたらなって思います。」

今年、成人式を迎えた長男と、次男の息子さん2人と笑顔で映る松田さん

これまで何度も苦しんできたとは思えないほど、明るく笑顔で話す松田さん。健康あってこその人生!と再認識できた取材になった。