4. 誰かに相談すれば、
道が拓ける「集中できる安心感」
片頭痛と付き合い続けて30年以上。EPAを取り入れて約9年。同じように悩んでいる人の希望になれたらと話す。
「同じように頭痛で苦しんでる人の気持ち、すごくよくわかります。自分だけで考え込むと本当につらいです。でも誰かに相談すれば、道が拓ける。僕は脳外科の先生を紹介してもらえたり、トレーニングコーチに生活指導やサプリメントを勧められたり、どんどん幅が広がったんですよね。だから同じように苦しんでいる人は、視野を広く持って日頃からケアをいろいろ試してみてもらいたい」
スポーツだけでなく自分の悩みとも向き合うべく、常にチャレンジし続ける宮﨑さん。
今後の目標は?と聞くと、
「1日も長く現役を続けたい。ただ、指導者の道も考えています。これまで人生のターニングポイントで周りに支えられてきたから、ハンドボールに恩返ししたいんです。だから妥協はしません。常に挑戦し続けます」と話す。
長年の悩みを乗り越え、より一層ハンドボールに全身全霊で挑戦している宮﨑さん。
熱い想いが伝わってくる取材となった。